マグロの鳴き声Ver3.2

セレッソ大阪とか日常を書くチラ裏です。

日本代表

「あそこにいるのは”彼ら”ではありません。私たちそのものです」

 98年フランス大会。アジア予選第三代表決定戦でジョホールバルのピッチに立つ選手を見て、NHKのアナウンサーはそう言った。”私たち”は、その言葉通り一体となって、初めてW杯への扉を開いた。

 しかし本大会、ゴールを、勝利をと願う人々の思いは、選手に届いているように見えなかった。何故か、必死のはずの選手は”彼ら”にしか見えなかった。全敗。結果より内容が悔しかった。一緒に戦ってくれなかった選手が悪いのか、一緒に戦えなかった自分が悪いのか。

 4年の歳月が流れた。

 周りの状況は変わっていないように思う。煽るマスコミ、1億総評論家状態。自分がそうでないとは言えないが、一人歩きする噂と的を外れる評論が膨らんでいく。

 勝って欲しいと思う訳じゃない。4年前、悔しくて流した涙のリベンジがしたいのだ。

 そう、今度こそ一緒に戦いたい。一緒に戦って欲しい。

 鈴木が飛び込む。稲本がネットを揺らす。

今日、W杯のピッチに立ったのは、紛れもなく”私たち”だったと思う。