マグロの鳴き声Ver3.2

セレッソ大阪とか日常を書くチラ裏です。

覚えてないな

 そう言えばなぜサッカーなるものにこんなにも入れ込んでおるのだろうか、と思い出そうとしてみたわけですが。

 覚えてないです。ええ、何も。

 確かにトヨタカップは第1回大会をおぼろげに覚えてるし、痛烈にプラティニ(第6回大会。1985年)のことも覚えてるし、マラドーナの5人抜きも覚えてるし、高校サッカーも結構見てたし、KAZUがブラジルへ行ったということもなぜか覚えてるんですが。

 ただなんとなく見てただけなんで、よく覚えてないものもいっぱいあるのですが。

 強いて挙げればドーハの悲劇と言われた94アメリカW杯のアジア最終予選ですな。

 強敵韓国を破る快挙を「たまたま」テレビで見ていたわけですが、へーイラクに勝てば日本初のW杯出場ですか。と、ぼんやり眺めていたわけです。アナウンサーは興奮気味に10月28日(あいまいな記憶)に勝てば日本W杯出場が決まります、とか言ってます。あれ、日本ってばW杯出たこと無かったのか。そんなに凄いことなのか。良くわかんないや。

 10月28日、その日。

 あ、今日はイラク戦か。ロフトベッドから降りてテレビの前に座ります。正直、どっちでも良かったといいますか、眠れないからたまたま歴史的瞬間でも見ておくかってな感じでしたが。

 2-1。ロスタイム。ドキドキしながら画面を見つめます。イラク、CKのチャンス。後にラモスが語るように「この場面はキーパーも上がって全員で飛び込む」戦術を取ってくるだろうと、思いました。ショートコーナー。えっ? なんで。でも、これで楽になって……あ。

 吸い込まれるボールはスローに見えました。うなだれる選手、泣き崩れる選手。タイムアップの笛。それら、全てサイレント映画のようでした。俺自身、最後の「あ」のままの口でぽかーんとしていました。

「なんじゃそりゃ」

 俺が発した言葉はそれきりでした。

その2へ続くかも